
仕事もママ業もフルパワーで
こなせる職場環境
総務部人事課 本多 麗華 REIKA HONDA
2000年入社 白百合女子大学文学部国語国文学科卒

2回の産休・育休を経て
最初の配属先は人事部で、役員の秘書業務や採用・研修業務に携わりました。結婚後、2回の産休・育休を取りましたがいずれも復職し、現在は総務部で働いています。
総務部の仕事は、やはり「縁の下の力持ち」で、ありとあらゆる業務を総務部が担当しています。株主総会でピリリと緊張感をもって運営をしたと思えば、社内レイアウトを変更するためにメジャーをもって社内を走り回ることもあり、多岐にわたる業務をこなすスタンスと軽いフットワークが求められます。社内向けの業務が多いと思われがちですが、社内イベントや工事等の発注のために委託会社の方と進める仕事も多く、コミュニケーションの能力は必須。さらに、経費仕訳や請求書の支払い、予算の実績管理も総務部が担当しており、客観的に数字を通して会社をみることができるのも、この部の醍醐味だと思います。文学部出身の私でも実務を通して簿記や経理の知識や経験を習得できていると感じています。
「わたし」と「同僚」の顔が見える、
ちょうどよい社員規模
「社員一人ひとりの顔と名前が一致する」ことは仕事をするうえで、とても大切なことだと思っています。それは、会社のどの部署でも仕事を進めるのは、「人」であり、特に総務部はその「人」たちを支える部署だからです。当社は大規模な企業ではありませんが、反対に総務部の顧客である「社員」の顔や性格をはじめ、所属部署や組織の特徴を深く知り、個別にそれぞれのニーズを掘り下げることができます。その結果、社員の「笑顔」や「感謝の言葉」を直接もらうこともあり、仕事のやりがいを感じることができます。 一方で、2回の産休・育休を取ってブランクがあっても、「社員」や「会社」からも「わたし」という人がどんな人かを把握してもらいやすいので、「わたしに向いている仕事」や「やってみたい仕事」を任せてもらえます。このお互いの信頼感が、私の経験値がゼロにならず、安心して全力投球できる職場環境につながっていると思います。


自分締切とチームワークで、
時間的制約を克服
ワーキングマザーには時間的制約がつきもの。復職してからは突然の休暇を想定して、どの仕事にも前倒しの「自分締切」を作り、進捗管理を徹底するようにしました。また、仕事の重要度による優先順位をつけ、自分しかできないのか、他の人でもできるのかを区別し、仕事を俯瞰してみるようにしました。おかげで、3つのム「ムリ・ムダ・ムラ」をなくし、時間に追われることなく仕事を進められるようになっています。
下の子も小学生になり、小学校ならではの「学級閉鎖」や学校行事(PTA)への参加などもあり、残業がしにくい状況は続いています。しかし、「わたし」の仕事のスタンスや進め方を理解してもらっているため、部署内でも、定時間際や打ち合わせが長引くときは、同僚が「今日はこのぐらいで明日にしよう」「これはやっておくから大丈夫」という優しい言葉をかけてくれます。変な気遣いではなく、働くママとしての時間の使い方を職場のメンバーが理解してくれることで、会社員とママ業のメリハリのある生活を送ることができていて、同僚にはとても感謝しています。このような互いの思いやりが生まれる点も「社員一人ひとりの顔のみえる会社規模」の利点だと思います。

1Day Schedule
06:30 |
起床 家族を起こし、全員揃って朝食。 |
07:30 |
出発 子ども達と一緒に家を出る。 |
08:10 |
出社 エレベーターは使わず8階まで階段。更衣室で軽いストレッチ。 |
08:40 |
朝ミーティング Todo確認、メールチェック等。 |
09:00 |
請求書の引き落し・振り込み処理の伝票入力作業 |
10:00 |
打ち合わせ 社内レイアウト変更の内装工事業者との打ち合わせ・現場確認。 |
11:00 |
固定資産(絵画)の設置場所交換作業 地下倉庫からの入替。 |
11:30 |
昼休み ランチは同僚との外食が多いです。 |
12:30 |
新規購入什器の資産登録・写真撮影・ICタグ貼付作業 |
13:30 |
経費申請処理、新聞・雑誌・郵便物の各部配布 |
14:00 |
重要鍵の副鍵実査 |
16:00 |
予算実績管理、報告資料作成、社内稟議の受付対応 |
17:00 |
退社 |
18:00 |
帰宅 第2ステージ(ママ業)開始 家事、夕食、子ども達の宿題チェック。 (子ども達の音読はちょっとした楽しみです) |
19:45 |
子ども達と遊ぶ 水・金は我が家のノースクリーンデー。 |
21:30 |
絵本の読み聞かせ後、就寝 1日同じ仕事をずっと行うわけではなく、場所も相手もいろいろ変わるので、毎日があっという間に過ぎていきます。子どもを寝かしつけた後が「自分の時間」だと思って楽しみにしているのですが、結局一緒に寝てしまう日々です。 |
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