システム部企画課   2009年入社

入社動機/「公平・公正・透明」が「かっこいい! 」  

学生時代は大学院で公共学を専攻していたため、就職活動の際も公共の役に立てるような仕事ができる企業を志望していました。当社を知るきっかけは金融業界で働く大学の先輩の紹介によるもので、会社の業務内容に魅力を感じたことはもちろん、大学院の専攻にこだわらず、今まで関わったことのない分野にチャレンジしたいという気持ちがあったことと、何より当社の経営理念である「公平・公正・透明」を素直に「かっこいい!」と感じ、入社を決意しました。

現在の仕事/やりがい

私は入社以来一貫してシステム部で業務を行っていますが、様々な領域を経験してきました。新卒から10年近くは当社の情報配信システム(BIS)のテクニカルサポートを行っていました。多くのIT担当の方を訪問し真剣なディスカッションを交わす、とても刺激的な業務を若手のうちから経験できたことは今でも私の財産だと感じています。並行して債券取引システムの保守業務を経験しつつ、2017年には新設されたマーケティング部署に兼務となり市場調査・商品企画等ビジネスサイドでの業務も経験しました。

 

2019年からは当社の事業そのものである債券取引システムの更改という大規模システム案件のメンバーとして主にプロジェクト管理を担当し、無事に新システムがリリースされたのちに、2022年から現部署に異動し、債券取引システム全般の企画業務に携わっています。現業務では次世代の債券取引システムの姿について、各部署を巻き込みビジネス・IT双方の視点で評価・検討しており、システムアーキテクチャだけでなくリーガル、収支など、様々な観点で分析・評価を行っています。

 

当社の業務はどの部署に所属していても、金融市場、国債市場の発展に貢献できると考えており、その点に非常にやりがいを感じています。金融業界におけるマーケット業務は最もダイナミックな領域のひとつであり、かつマーケットの発展は国の発展とイコールでもあります。そこにダイレクトに携わり、重要なミッションを帯びて日々仕事を行える環境は私にとって理想の職場だと思っています。また、フレキシブルな働き方が今の部署では比較的しやすい点も魅力だと感じています。家庭の事情に応じてリモートワークを活用したり、休暇も取りやすいため家族のイベントにも積極的に参加しています。もっとも、そのような働き方ができる分、常に自分がバリューを出して仕事ができているかを日々しっかりと意識するようにしています。

心に残るエピソード/成功を共に信じ、全力でサポートしてくれる仲間

マーケティング部門に所属していた時に、データ分析に関連した新商品を企画しました。この商品のアイディアはシステム部門でテストの際に使っていたツールにヒントを得ており、若手の頃から温めていたものであったため、着任のタイミングで偶然お客様からお困りごとをいただき、その解決方法にフィットすると確信を得て、案件化に向けてすぐに上司に掛け合ったことをよく覚えています。案件が通った後の開発時にも私の調査不足で問題が発生してしまったのですが、開発を担当していたシステム部門の先輩達が解決方法を一緒になって考えてくれ、無事にリリースすることができました。

 

リリース後、お客様からは「分析業務の精度が格段に向上し、業務効率も上がった」とのお声をいただき、その言葉自体も忘れられないものとなりましたが、私の提案を二つ返事で了承し、成功を共に信じ全力でサポートしてくれた当時の上司・チームのメンバーや、トラブルが出たときに多忙にもかかわらず直ぐに解決策を考え実行に移してくれたシステム部門の先輩達に対する感謝の念は尽きません。そしてこの経験は、担当や部署を超えて会社として顧客に価値を提供するためにどのような行動が必要か?という意識を私に強く持たせてくれ、今も自身の仕事の大切な判断基準の一つとなっています。

これからの自分/チャレンジ

私の社会人人生は周囲の方々に助けてもらい、時には背中を押してもらってばかりです。当社には尊敬できる素晴らしい先輩・同僚がたくさんおり、皆さん、金融市場、国債市場の発展に向けて日々プロフェッショナルに業務を推進されています。気持ちの面ではまだまだ若手に負けないと思っているのですが、振り返ると若い社員も増えてきており、創業50年の節目に会社がとても活気づいてきたと感じています。そのため、これまではある意味「自分が価値を出せるように」頑張ってきましたが、これからは若い社員達がもっと輝けるように彼らの頑張りをサポートできるような振る舞いを目指したいと思っています。私がそうであったように、先輩達から知識の継承を受け、背中を押してもらい、結果自分に自信を持ち、当社で働くことに誇りを感じる、そういう当社の良いサイクルを自分も担えるよう、まだまだ足りない点が多すぎるのですが日々努力していきたいと考えています。

 

1Day  Schedule

06:00

起床

家庭では3児の父。子ども達の朝食を作り、学校や保育園の支度をしてから自分の準備。自分の朝食がルーズになるのが悩み。テレワークの日は保育園に子どもを送ってから仕事を開始。

07:30

出発

本店がある秋葉原駅はアクセスが良く乗り換えなし。電車では本を読んだり、好きな音楽を聴いたりして通勤。

08:10

出社

始業まではコーヒーを飲みながら上司や同僚とコミュニケーション!

08:40

始業・朝会

昨日のシステム稼動状況やお客様からの問い合わせ事項について部員・委託先メンバーで共有。

09:00

経営層向け資料作成

現在の担当案件は経営層の意思決定に資する情報整理が重要。そのため、定期的に対話を行い推進。

11:30

昼休み

 

13:00

ITベンダーとのミーティング・情報収集

社外動向に感度高くありたいため、ITベンダーと日々リレーションを形成し、情報収集。

14:00

資料作成・案件推進

資料作成や同僚からの相談事項への対応、案件推進に向けた部署間の調整等。

16:00

担当メンバーとのミーティング

現在のタスク進捗の刈り取りや、推進にあたっての確認事項をメンバー間で共有。

17:00

振り返り

「できる限り残業しない」がモットー。週末はその週に起きた出来事やタスクの進捗をじっくり振り返り、翌週のアクションプランを練る。

19:00

退社

20:00

帰宅・夕食

妻や子どもたちと再会。子どもたちが今日の出来事を報告してくるが、3人同時に話しかけてくるので、仕事以上に集中。
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24:00

就寝

 

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